人間は肉食を必要としない

ベジタリアンは豆類をはじめ、芋類や穀物などを積極的に利用することで、健康に生きていくのに必要な栄養は充分に摂取できると考えています。
人間は肉食を必要としないと言い切っています。
肉食のための牧畜については広大な土地を家畜の飼育に使用することから、これを農業に回せば利用価値が高まると考えています。つまり牧畜は世界の食料不足(飢餓)を増大させているともいえます。
現在の牧畜や養鶏のシステムは、一段と工業化というかその姿を見ても養鶏では卵を産む機械になっています。これはどう考えても自然に逆らった人間の身勝手な生き方だというのです。
そして牧畜を進めていく中で伝染病など疫病に対する危険が増大しますから、その予防に大量の抗生物質などが使用されて食肉に残留することになるでしょう。
これらが人の健康に影響しないとは言いきれないと思います。 近年食生活の欧米化が進み過剰な肉食は、生活習慣病などの危険性を上昇させることが指摘されています。
それには人が肉食をやめられない理由の一つに、肉を食べることにより、脳内でアーナンダミドなどの快楽物質が分泌されることが挙げられます。これは要するにドラッグによる依存症と同じような仕組みだと考えられます。
人は肉を食べることで攻撃的とも言われています。もちろんアドルフ・ヒトラーの例もあり、肉を食べない者すべてが穏やかで平和的とは言えないのですが、全体的な傾向としては一つの見解ではないでしょうか。

ベジタリアンはバナナが好き  

ベジタリアンが好きなバナナにはステーキよりもたんぱく源としてすぐれています。
バナナには人の体に必要な良質のたんぱく質がそのまま含まれているからです。
ベジタリアンの朝食には果物をよく食べますが、それ以外の食事のときに生野菜を食べれば、充分な量のアミノ酸を摂取できますから、絶対にたんぱく質不足にはなりません。
ベジタリアンではない一般の現代人は動物性たんぱく質をとらなければならないと思い込んでいますから、レタスからたんぱく質を摂取するなどというのは、とんでもない考え方だと思えるでしょう。
しかし、土の中から芽を出して成長するものの中には、必ずアミノ酸が含まれているんです。
ベジタリアンは考えます、現代人はたんぱく質不足を心配するのではなく、むしろ、
たんぱく質の過剰摂取による害を心配すしているのです。
誇大な広告でたんぱく質は宣伝されているため、一般人はたんぱく質不足にならないように動物の肉を食べたい、食べなくてはいけないと思うように習慣付けられています。
アメリカの肉食業界は年間2500万ドルを売上げ、しかもつねに前年比アップを目標に掲げており、そのために「肉をたんぱく源にする」という考え方を世間に広めているのです。
ベジタリアンは誰も、がんや心臓病で苦しんだり、糖尿病や関節炎を患ったり、肥満が元で不健康な状態で生活したりするようなことは、誰も望んでいません、そうなっては困るのです。
しかし、現実はそれに加えて高血圧などで悩んだり苦しんだりしている人たちがアメリカで6000万人と言われています。
これらの病気すべてが肉食の習慣と深い関わりがあると思われます。